「覚える」とは
思い出す練習をすること。
思い出せるか確認すること。
教え子+αの中学生、高校生何人かに試してもらって、ひと通りやり方がまとまってきたので紹介します。
中学生なら単語や動詞の変化、決まり文句とかを覚えやすくなります。
高校生なら複数の単語使った決まり文句大量にあるよね、それ覚えるためのやつです。
いやてか実際は何でもあり、長文だろうと、単語帳の英文だろうと使えるや。
〜手順〜
0:解いて解説読む
1:日本語を把握する
2:英文を暗唱する
3:英文を暗唱しながら書く
4:日本語添えながら英文を暗唱
5:日本語添えながら英文暗唱しながら書く
〜用意するもの〜
・英文問題集
(一行の英文がたくさんのってるやつね。学校の課題とかでもよく使われると思う)
・ノートシャープペン赤ペン
()
・自分のやり方と違ったりこっちのがいいのではとか感じても飛ばしたりせず手順を変えたりせず、とりあえずは素直にレシピ通りやりきろうとする心構え
(すべてそうしなければならない理由があるからね。疑問に思ったら聞いてくんなまし。これをベースに個人個人に合ったやり方に擦り合わせていくものだし)
ただ中には、そもそもそれのやり方がわからん!ってことあるかもだから、そのときはここまでささっと引き上げるから聞いてちょーだいな。
発音とか綴り一瞬で把握したり英語を分節分けしたりとか、これまで誰も教えてくれる人いなかった場合は厳しいと思うし。
〜はじまりはじまり〜
▽STEP0
一度に使うのは10問くらいがいいのだけど、まずこれから読む問題を一通り解いておこう。
そして自分が覚えていない、理解していない文法知識がある問題に印をつけていく。
それを覚える方法話していくから。
慣れないうちは2、3問からでもいいけど、遅くとも10日以内にこのやり方に慣れて一度に10問できるように。
それと問題を解くときは、1問ずつ答え合わせをして、解説を読み、解き方やり方が必要な文法を理解しておく。
ただここで必死になって覚える必要はない、ふーんなるほど程度に、そういうものがあると認識しておくだけでいいよ。
(中学なら動詞の変化、高校なら関係詞は手前の名詞が後ろでどの役割をするかで決まるなどの、暗記じゃなく考え方をおさえておく部分ね)
それと問題を解くときの注意!!
考えるのはいいけど悩むなら今は飛ばすこと!!
考え方やり方がわかっていないのに悩むのは時間と体力の無駄。それをしてしまうなら間違った努力をするクセが身に付いてる、危険。
考えてると悩むの区別がわからないときは、5秒以上止まるならそれは悩んでるだけと覚えておくといいよ。
check:
解説に乗ってることを言われたら、あーなんか聞いたことがある程度には読めてるかどうか。
〜ここまでが準備、ここからが勉強タイム〜
とりあえず1問あたり解くの30秒〜1分だろうし10分程度で準備してしまったら、ここからは1問ずつ使っていくよ。
勉強手順をSTEP1〜5ってしてあるから、問1をSTEP5までやったら次に問2をSTEP1からって感じね。
▽STEP1
日本語を把握しておこう。
問題の例文を見て、まず日本語を覚えておかないとあかん。
英語みてるときとか書いてるときとか、日本語文なんだっけ?と思った時ぱっと出てこないといけない。
英語の勉強は英文暗記ではなく、正しい英語を連想できるよう日本語と英語を繋げる練習だからね。
check:
特に考えなくても日本語文がすらすら出てくるかどうか。
対戦の選出時間残り3秒の時点でも日本語文いえるくらいね。
▽STEP2
英文読むよ。
何回読むか?暗唱できるようになるまで。
単語の読み方がわからないときは音源をきくなり、人にきくなり、今すぐね。
ただ丸暗記する必要はなくて、日本語から連想できる単語は無視していい。
だから暗唱するとき日本語は見てもいいよ。
初めからスラスラと暗唱しようとするのは効率悪いし、思い出しながらだね。
check:スラスラと暗唱できるかどうか
それとゆーっくりでも暗唱できるかどうかも確認。
早く言うなら記憶しなくても勢いで口から言えてしまうんだよね。
最初はそれでいいけどそのままじゃあかんので、ゆっくりでも言えるようにしておこう、てか今しよう。
▽STEP3
ノートを用意しよう。
もう一度さっきと同じように暗唱するんだけど、しながら英文を1回書いていく。
書けたらスペルミスがないか確認して、ミスったアルファベットにだけ赤で二重線引き上に正しいアルファベットを書く。
別にミスってもここで必死に覚えようとしなくていいからね、こんなんは慣れだから。
覚えてないからって悔しがる必要もないし、イラつく必要もなし。
てか穏やかじゃないと脳に血が巡らなくて記憶力落ちるよ。
あとスペルをすぐ覚えたいならそれはそれで別のやり方があるから聞くといいべ。
一番あかんのはがむしゃらに覚えようとして思うように覚えられず、そんな自分に嫌気がさして投げたしたくなったり、そこをぐっと我慢してストレス全開で勉強しようとしたり。
わからんときはわかる人にきけばいいんだべよ。
▽STEP4
スラッシュリーディング風暗唱
書いた英文にスラッシュ入れて、スラッシュごとに日本語訳はさみながら読む。
英文は見ながら読むけど日本語はできたら見ないようにね。
スラッシュは名詞の後と関係詞句・分詞構文の終わりに引き、読むときはスラッシュまで英文を読んだらスラッシュまでの日本語を添える順番で。
(関係詞句や分詞構文がよくわからないうちは、そーゆーのが無いやつ使おう)
意味の固まりごとに訳していく感覚でいるとなおよし。
そしてこの日本語はさみながらの読みを暗唱できるように。
「Forests森は、 where Swadloon liveクルマユの住む、have superb foliage草木がよく育つ、、、」ってノリで。
check:スラスラと暗唱できるかどうか。
ゆっくりでも暗唱できるかどうか。
▽STEP5
声を出しながら書く
もっかい暗唱しながら、日本語もしっかり確認しながら、書いていく。
(書くのは英語だけねー)
書くことで自分のまわりに浮かんでる英語をしっかり仕舞う感覚。
check:スラスラと書けるかどうか
スペルミスなどあっていいけど、最終的に一度はスラスラと英文を書けるまでやり直してから次の問へ行くこと。
ただし3回以上ミスが続くときはいったん間を置くために次へ進もう。
で、最初に解いた10問終わったら、同じようにSTEP0〜5までの流れを6時間以上30時間以内の時間をおいて3回は繰り返す。
〜まとめると〜
0:解いて解説読む
1:日本語記憶
2:英文暗唱
3:暗唱しながら書く
4:日本語添え英文暗唱
5:暗唱しながら書く
って感じ。
こんな感じに問題がズラーッとあるじゃん?
STEP0
とりあえず一通り解いてみて、解説を読んどく。
で、例えば(3)以降全滅したとしよか。
STEP1
(3)の日本語を把握
(๑•̀ㅂ•́)<銀行までせいぜい500メートルです
STEP2
(3)の英語を暗唱
(๑•̀ㅂ•́)<It is not more than five hundred meters to the bank.
STEP3
(3)を暗唱しながら書く
φ(..)<It is not more than five hundred....
It is not more than five hun...
STEP4
スラッシュを引いて
It / is not more than five hundred meters / to the bank.
日本語を添えて暗唱
(๑•̀ㅂ•́)<Itそれ(銀行まで)は、is not more than five hundred metersせいぜい500メートルです、to the bank銀行まで
長いと感じるところは少し工夫するのもあり
(๑•̀ㅂ•́)<Itそれ(ってか銀行まで)は、is not more thanせいぜい、 five hundred meters500メートルです、to the bank銀行まで
STEP5
暗唱しながら、日本語訳も確認しながら書く
φ(..)<Itそれはis not more thanせいぜい、、、
It is not mor....
ここまでやったら(4)へって流れね。
でわかりにくいとこあったらツイッターで聞いておくんなまし。
あとやってみた感想というか思ったこと聞きたい。