英語の勉強方法

単語の覚え方

文法問題の使い方

長文読解のやり方

これらについてまとめました。



Q.単語をどうやって覚えればいいか?

じゃあまず

「オブテインエル」

って3回唱えてみて。


うん、オッケー。

今なら

オブテインって言われたら?

エルってすぐ浮かぶよね。


ネタバラシするとこれは

"obtain"と「得る」


長文で"obtain"があったら
0.1秒で「得る」が
浮かぶようになったわけ。


そして大事なことだけど
これを覚えておこうとはしてはだめ

覚えるってのは
「思い出せる」ってことだからね

忘れていないんじゃなくて
忘れてても思い出せるってこと

だから覚えておこうなんて
無茶はしない


毎日何をするかって
覚えておこうとするんじゃないんだよ

思い出す練習をするんだ

思い出すことを毎日してれば
思い出すことがうまくなるでしょ


Q.つづりも覚えられないと意味ないじゃん

音から単語を入れることをやると
つづりも覚えたいっていう生徒が多い

けどね

音も意味もわかってない単語の
つづりを覚えるなんて無茶だって

読み仮名わからない
漢字を覚えようとしてるようなもん

まず音

それからつづり


それに読み方をわかってたら
一回書けば覚えるからね

ただ書くときに
写しながら書くんじゃだめ

まずつづりを頭に入れる

んで頭の中から
アルファベットを出して書く

それを1回


いったん頭に入れるとき
なかなかうまくいかないって場合

それはローマ字読みすればOK

「favorite」を「ふぁぼりて」
みたいにね

ちゃんとした読み方が
わからなくなる心配って?

先に音から覚えてるんだから
そんな心配は無用!

どうしても怖いなら
1回書いたあとに3回読みましょ


いきなり
「liben愛する」
を覚えるより

まず
「リーベンアイスル」って
音を覚えて

その音をもとに
「liben」のつづりを
覚えた方がらくでしょ。

一度に全部入れようとしない

順番にね。

人間の脳みそは詰め込むより
積み重ねる向きなんだから。

※libenはドイツ語だから忘れていいよ


それにね
つづりって意外と予測しやすくてね

音を先に覚えてしまうと
覚えようとしなくてもいいんだ

ふれる単語が多くなれば勝手に
予測できてしまうものでして

ケィクがcakeって知って
メィクmakeって知って

そっからティクって
音を聞いたとき

つづり見せられなくても
takeかな?って予測できるでしょ


音から覚えた単語と
文字(つづり)から覚えた単語

ほんと記憶力に差が出るんだよね

脳みそへの
負担がまるで違う


スマホやパソコンでもそうでしょ

音声ファイルと映像ファイル
ダウンロードすることになって

どっちが時間かかる?


それで一度音を入れて
それから一度文字を入れたら

もう覚えなくていいよ

あとは思い出す練習だけ


何をするかというと
ただただ長文を読むだけ

長文を読みながら
その単語が出てきたときに
なんだったっけ?って思い出すわけだ

思い出せなければ
すぐに確認

あーそうだったって思い出す

これを繰り返してれば
勝手に覚えてしまうってわけ


だいたい4回かな

4回でも思い出す練習ができたら
いくらでも思い出せる


で、たまーに
ディクテーションをして

つづりを思い出す
練習もしておこうか


ディクテーションってのは
音を聞きながら

聞こえてくる文章を
そのまま英文に書き起こすこと

最強の勉強方法なんだけど
すさまじく疲れる

週に1回くらいがおすすめ


それと単語は単語集とかに
手を出したらおしまいだからね。

単語ひとつひとつに
例文があるみたいなのはゴミ

「速読英単語」みたいに
長文の中に単語が用意されてたり

「DUO単」みたいに
例文の中に単語を合わせてる

そういうものを使ってください。



Q.文法問題系はどう覚えればー?

文法問題集がいい

ざっと解いて
自分が知らないのはどれかチェック

0.1秒で答え浮かばない奴は
わからないってことね


時間かけてでも
問題解こうとする生徒多いけど

英語は時間かけたらあかん

時間かけて問題解いたら

本番の試験でも
時間かけて問題解いちゃうからね


わからんところは
速攻で答えや解説を読む

そして理解することや
覚えることに時間を使う

速攻で解けるようにね。


解説も必要なとこだけを
まず理解する

解説ってあれもこれも
余計なこと書いてるからねー

まずは必要なことだけ
覚えよう

どういうルールがあるのか

それはどの単語を見て
気付けるのか

その二つに注目しましょ


一言でいえばその問題を
見たときにね。

秒速で正解を導けるには
どうすればいいのかってこと

この単語があって
このルールがあるから
正解はこれ!

みたいなね。


で、もちろん
それを覚えようとはしない

どんどん次の問題へ行こう。

んで翌日にまた
同じ問題をやるんだ

あーそうそうって
思い出すんだよね。

問題見たら思い出すものも
あるかもしれない

思い出せないときは
すぐ解説を見直してて

あーそうだったそうだったと
思い出せばいい


別に覚えてなくていいんだよ

すぐ解説みて
あーそうだったって思えれば

ついついそこで必死に
覚えようとしたがるけどね

そんなん無理だから
やめときなさい

できないこと無理にしても
ストレスたまるだけ

そこで自分は馬鹿だとか
勘違いしたらもう大変


解くのはお試し

解説読んで理解して

それを繰り返すだけ




Q.読解練習のやり方

大事なのは
訳から攻めるってこと。

それと音読で慣れるってのを
なにより重視すること。


なんか学校の授業のせいで
勘違いさせられてるかもだけど

英文なんて訳わからないと
読むのしんどいだけだからね。

細かい文法ひとつひとつやったり
単語の意味を調べさせられたり

いらないいらない。

まず日本語対訳を見て
文章全体の意味を知ってしまおう。

文法や単語はそこから。


まずざっと文章ごとに区切って
そのカタマリごとに訳を書きます

日本語対訳とか
がんがんみちゃいましょう。

そのときに読み方わからん
単語を調べておくといいね。


一通り書き終わったら
とりあえず読んでいくのだけど

そのときに
「なんでこの訳になんの?」って
思うとこあると思う。

そこでまず単語見るでしょ。

そうして単語を知る。

そしたらさらに
「この単語でなんでこういう
文章になるの?」って思う。

そこで文法や構文を調べるんだね。

なんて?って疑問に思ってから
調べるからすっと頭に入る。

そこが逆になってるから
英語を難しく感じちゃうわけだ。


一通りわからんことを
調べ終わったかな

じゃああとはひたすら
英文を音読しよう。

徹底的に。

文法や単語や訳や
読んだら勝手に覚えるから。


音読するときは毎回読む前に
自分に課題を用意するといいよ

課題はほんと単純にすること

一度に全部やろうとしては
いけない

いきなり「全部訳しながら読む」とか
ぜーったいにだめ

まずは「噛まずに読む」とか
「声が小さくならないようにする」とか

できることをひとつずつ
積み重ねていくこと

詰め込むのは
ただの馬鹿だからね。


ひとつ課題が達成したら
また次の課題を用意してみる

その課題をクリアしたら
また次の課題を用意して音読

そうやってだんだん積み重ねていって
最終的に完璧になればいいんだよ


いきなり難しい課題を用意したり
全部詰め込んだりなんかして

そんなんでスムーズな音読が
できなくなったら本末転倒だからね


ちなみに文法や単語を
覚えようとするコツって

まるで関係ない課題を
用意することだったりします。

「tの音をきれいに読む」とか
「ofは前の単語とつなげて読む」とか

マジかよって思うかもだけど
やってみた人だけがわかります。


いっそ音読も
文字より音からがいいんですけどね。

長文を見る前に
まず音源をひたすらリスニング

慣れてきたら聞こえてくる音
そのままシャドーイング

一通りシャドーイングできるようになって
はじめて文章を目にする

そこから訳見ていこうって流れ