一応のガチ環境で勝ったり負けたりできたクルマユたちの供養。
作画:パウアーくん(@ohs_pk)
※クルマユって?
進化の輝石による最低限の耐久をもち、後攻バトンでサイクルを回しつつ、ねばねばネットや悩みの種による対面操作、あるいは一貫作りを行えるポケモン。
宿り木と蜻蛉返りくれ。
また虫草という独特のタイプによりサイクル内でネットを撒きやすいため、ツボツボなどの起点役と違いパーティ全体をねばねばネットに合わせる必要がないことが大きい。
突き詰めるとこのポケモンはゲッコウガ対策などを考えたときの選択肢になりえたと思います。
私自身が結果を残せず表舞台に出してやれなかったのが無念で仕方ありません。
※ねばねばネットについて
ネットはステルスロックとまた違った方面で一貫つくることのできる技です。
ネットが撒かれていると対面の有利不利やS関係が
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といった感じに。
クルマユがゲッコウガと11交換できるというとすごく強そうに聞こえません?
ボルトでやれ?命中90になった方はちょっと座っててもらえます?
臆病 H159(228)-x-114(28)-70-100-103(252)
糸を吐く、ネット、バトンタッチ、嫌な音or毒毒
クルマユに最低限の初手性能を持たせた型。初手のゲッコウガやミミロップなどに合わせてイージーウィンすることができる。
Sは晴れ下あるいは糸を吐くをあてた最速135族抜き、Hを16n-1に合わせ、Bは陽気ガルーラの素猫騙し+メガ捨て身を耐え、Dは臆病珠ゲッコウガの冷凍ビームを3つ切りで耐え。
基本は防塵、リザYが重いときに葉緑素を採用する。
こんな並びで使っていました。
ガルーラと組み嫌な音を当てて猫騙しで縛ったり、ネットを撒いて後続を機能停止させる。
嫌な音は耐久ポケモンへ打つというよりボルトゲンガーなどへの猫騙しの火力を上げたり身代わりに切り返すための起点回避技。
クルマユ@輝石
臆病 H159(228)-x-114(28)-70-100-103(252)
:H159(228)-x-114(28)-69-101(4)-102(248) ※めざ炎
ねばねばネット、悩みの種、毒毒、エアスラorめざ炎
上記の型から派生しガルゲンと組ませた際の汎用性を最も高めた型。
悩みの種はガルーラの親子愛消し、ニンフのスキン消し、ボルトロスの悪戯心消しなどスキスワと同じ感覚で使うだけでなく、眠カゴスイクンを機能停止させられる点が大きい。
一応ねばねばネットと悩みの種を両立できるのはドーブルを除けばクルマユ系列のみ。
毒+エアスラorめざ炎は虫草タイプとしてジャロガッサエルフなどへの仕事をこなすため、ナットレイを優先するときはめざ炎、最速を優先するときはエアスラ。
ねばねばネットは対面のS操作ができないため、電磁波や吠えると組み合わせて使います。
ここまでは以下の構築で使用
shinyanohanashi.hatenablog.com
クルマユ@輝石
図太い H159(228)-x-135(100)-70-100-85(180)
ネット、バトンタッチ、毒毒、光合成or悩みの種or光の壁
リザードンやゲンガーなど有利対面を常に作るメガポケモンと組み合わせていく型。
Sをガブ抜きまで抑えて耐久を伸ばした。詳しくは後述の構築記事内で。
毒毒+光合成は自身に詰ませ性能を持たせるとき、悩みの種は擬似的に、光の壁は擬似的なの対面操作を行う。
以下の構築で使用
shinyanohanashi.hatenablog.com
クルマユ@輝石(防塵)
陽気 H159(228)-83-114(28)-x-100-103(252)
バトン、鉄壁、悩みの種、ねばねばネットor種爆弾
バシャーモのバトンサイクルに参加した。開拓する時間はなかったが使っててめっちゃ楽しかった。一応マリルリスイクン意識で物理寄り。
以下の構築で使用
shinyanohanashi.hatenablog.com
※マイナーポケモンで勝とうとして
クルマユを使い続けて思ったのは結局トレーナー実力がすべてだなーと。
ポケモンは環境と知識で決まるゲームなので、マイナーポケモンで勝てない人って実はメジャーポケを使っても勝てません。
少なからず運も左右されると思いますがそれは実力ありきの話です。
マイナー使いで勝てないまま運ゲー運ゲー言ってる人って、そもそもその前段階でプレミしまくってるのがほとんどですし。
よくマイナーポケモンの話でこうすればガルーラに勝てる!ボルトロスに勝てる!とか聞きますが
環境上位のポケモンたちそんなことはできて当たり前でさらに何ができるのかという話をしています。
それが見えていないんですね。
レート2000超えの人は5秒で気付くことをレート1500でアタフタしてる人は1ヶ月かかっても気付きません。
童貞が何時間も悩んで送るラインが下手うつのに対して、モテるやつは一瞬で的確な返信をするみたいなものです。
私もずっと勘違いをしていてクルマユだけを見続けて可能性を探してきました。
全然勝てませんでした。
メジャーポケで固められたパーティを見ただけで怯んでしまいます。
今振り返るとあれは圧倒的に知識が足りていなかったのだと思います。
オフなどに向けてガチパを使い出してからはまったくそんなことなくなりましたし。
そのおかげかガチパでクルマユでは到達したことのないレート帯でしばらく戦ったあと
クルマユ絶対選出レートに戻ったらいとも簡単に同じレート帯まで上がったのを覚えています。
結局どちらも2000すら届きませんでしたが結局どんなポケモンを使うとしてもトレーナー自身の知識と実力がすべてなんだなと。
自分が弱いせいで活躍させられないと、そのポケモンに申し訳ないでしょ。
ガルーラを使わない!なんて安いプライドが足を引っ張って、好きなポケモンを活躍させられない。
それでオナニーって言われるのは悔しいですよね。
七世代でまた環境が変わると思います。
しかし実力があればどんなポケモンを使っても勝てるようになるってことです。
一緒に頑張っていきましょ。
逆に言えばポケモンが変わってレートが落ちる人はそこがトレーナーとしての本当の適正レートだと