企画についてはこちら。
あるるんとゆきちポケ以外の方、初めまして。
よにーと申します。
普段はクルマユ絶対選出をするかたわら、社会人やってます。
あるるんの紹介で参加させていただきました。
Twitterだからこそできる企画って感じで、すごく楽しませてもらっています。
僕の投票基準は、お題に対してより読み物としてどうか?に重きを置くことにしました。
お題という枷が与えられた上で、いかに普段通りのパフォーマンスを発揮できるか。
クルマユ絶対選出をしつつも、ガチ環境でやり合えるか、みたいなものです。
また前準備として、ノアさんとシアさんのブログを読み漁ってきました。
言葉の選び方や使い方などを見るとき、その人の文章への意識を知ってるか知らないかで、大きく差が出ると思ったんですね。
あるるんを知ってるので、その辺で評価基準が偏ってしまうのはフェアじゃないなあと。
そんな感じで読ませてもらいました。
早速感想と投票にいきたいのですが、もし参加者でない方がいたら、ぜひ先に三人の話を読んできて欲しいと思います。
三つとも全くタイプが異なる作品で、あなたが好きだと感じる話に出会えるかもしれません。
以下、ネタバレになります。
・ノアさん
JKがいて良い。
・シアさん
JKがいないからヤダ。
・あるるん
JKがいっぱいだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!!!
というわけで、あるるんに投票しました!!!
ごめんなさい。
・ノアさん
普段から勢いをコントロールしながら文章を書いている人で、今回は読ませることを意識してさらにしっかりと整えてきたのを感じました。
お題3つを足し算したときに連想できることをオチに用意していて、それを予想できるかという遊び心も面白かったです。
勢いで書いてるようでちゃんと考えている、読み手も勢いで読んでいくようでちゃんと考えないといけない、
書き方と内容で書き手と読み手が同じ意識を共有できる文章なのがうまいなあと。
ただのどんでん返しとしてはオチが弱いため、読み手にも求められること、それを文体の勢いでふるいにかけていることから、
読ませたい層に読ませる、狭く濃い関係を大切にする話だと感じました。
・シアさん
何度かブログを見たことがあるのですが、わかりやすく説明するのが上手い人だなと思ってました。
今回のお話でも言い回しや言葉をかなり考えて選んでいるのを感じます。
話の内容もそうですが、お題の言葉が出るたびに対比を考えさせられる、道徳の教科書に乗っててもおかしくない、すごく綺麗な話でした。
また登場人物の年代や文体なども合わせていたのか、言葉と内容が綺麗にマッチしていたようにも見えます。
ただ、読み手の年代を想定してあえてそういう書き方をしたのか、わかりやすさが前に出て説明文的な書き方になってしまったのか、ブログを読み漁っても判断できませんでした。
そのため、読む作品としては少し違和感を感じて、読ませる作品としては凄く好きな物語と感じています。
・あるるん
あるるんの小説の特徴として、4割くらい読んだところに必ずひとつ誤字がある。今のとこ3-3、これは意識してやってるに違いない。
お題の財布と血がケンカしてるように見えました。
あるるんは財布に苦戦したと言ってたけど、むしろ財布を放り込んだら、ガラスとうまく繋がりすぎて、血が浮いてしまったような。
相変わらずつい参考にしたくなる台詞や雑学タイプの知識を、感情が揺らされる場面で差し込むのが巧く、読み終わったあと頭に残りやすかったです。
ただ、今すぐ使えそうなタイプの知識が差し込まれていないので、途中で読むのを切り上げたとき本へ戻ってきにくくなるのかもしれないとも感じました。
あと登場人物名の共通点をずっと考えてるのですが、吉奈だけわからないので教えてください。
それと桂山葵で検索すると最初に三題噺でてくるの、ちょっとびっくりしてます。
・投票
おそらく今回のお題は、これを作品として出すならどう?というよりは、純粋にこの作品を読んだときどう?だと思いました。
だから、なんやかんや話しましたが、最終的に内容と文体を見て、完全に好みで決めました。
ノアさん
僕は完全にふるい落とされる側で、最初から最後まではたから眺めている感覚でした。
シアさん
文章から考えさせられる内容はかなり好きです。ただ小説として読むと、読みにくさがありました。
あるるん
投票しました。「でも、雫さんは助けてくれた。」の台詞が好きです。
以上が感想となります、お読みいただき有難うございました。
執筆されたノアさん、シアさん、あるるん、お疲れ様でした。
また同じく投票者となった8人の方も、お疲れ様です。
こういった人様の作品を評価する機会はあまり無く、とても新鮮で、めちゃめちゃ悩んで、めちゃめちゃ楽しませてもらいました。
偉そうなことばかり言った気がしますが、素直な感想ってことで許してください。
パンチ一発は受け入れようと思います。
最後にあるるん、企画に誘ってくれてありがとう。
また機会があれば、ぜひ。