何を問われているかを把握するってのが大事なんですね。
単語帳やら文法書って溢れてますから、もう
すべて聞くわけにはいかないので、これ知ってるならこのくらいの学力あるだろうってわかるような問題を用意します。
具体的には
『その知識を使えるか(知っているか)』
『その知識を使うことに気付けるか』
を問うてきます。
例えば
過去から現在に続いてることは完了形で表すことを知っているか
since childhoodから完了形を使うことに気付けるか
それが問われています。
これができたら高1レベルは理解してるな、みたいな。
ただ一問だけやっても、たまたまそこを知ってただけで実は高1レベルじゃないかもしれない。
だから何問もやるってことです。
そんなの当たり前じゃん!って思うかもしれませんが、意外とそれを勉強するときに活かせてない生徒は多いです。
あなたも今軽い気持ちで読んでいるかもしれませんが、少し真剣に考えてみてください。
試験で問われるのは
『それを知っているか』
『それに気付けるか』
です。
もっと言えば、その二つの部分以外はただの飾りで、知らなくてもなーんも問題ない。
じゃあ普段の勉強はそれにちゃんと合わせたものになっているか?って話です。
さきほどの文法問題いきましょうか。
image:
まずささっと試しに問題を解いて、解説を読むと思います。
そのときに
『この問題は何を知っていれば解けたのか?』
英単語の意味か、文法ルールか、何がキーワードなのか。
『それを知っていれば解けることに気付けるか?』
image:
image:
ここをしっかり把握して、そこに絞って覚えようとしてくださいな。
まわりは飾り、それは解説でも同じです。
大事なとこがわからなかったり補足が必要なときにまわりを利用するだけで、まわりそのものを覚えようとする必要はないんです。
『なんの知識を使うのか?』
『どこに気付けばいいか?』
そこに焦点を当てればいいんです。
(そこだけ読めばいいってことではないよ)
まずなにより問題で問われてる大事なこの二つが当たり前にして、それからまわりを覚えるようにしてください。
記憶力が悪いと思い込んでいる人ってたいてい最初からすべてを覚えようとして、どれも中途半端になって失敗しています。
ひとつずつ積み重ねていって最終的に完璧に仕上げればいいんですね。
焦って最初から完璧にしようとしちゃうのはダメー。
んで気付いたかもしれませんが、ここで教える先生が必要なんですね。
自分一人ではどこが大事かぱっとわからないから時間がかかってしまう。
むしろ大事なところを間違えて覚えてしまったり。
あと覚えるところは合っているのに、中途半端で足りないってことが多い。
さきのhave knownってのも、have + 過去分詞にするってことだけおさえてたりね。
正しくはhave been + 進行形で、進行形にできない動詞のときだけしゃーなしでhave+過去分詞になるってのをおさえないといけないのに。
すると今度は進行形にできるstudyとかだったりして間違える、覚えてたのに間違えて、わけわからんくなって、英語意味不明になっちゃう。
こーゆーのパターン認識というんですが、最初から把握できる生徒ってなかなかいません。
パターン認識は算数や数学を学んでいるうちに身につけるものなのですが、直接教えられるわけじゃないのでできない生徒がほとんどです。
てかこれできてたら勉強で悩まない。
あとは予備校とかで何度も何度も問題をやってるうちに、いつのまにか自然にできるようになってる生徒がたまーにいるかな。
だからここで先生が必要になってくるんですね。
順序さえ正しければ早い生徒なら1時間くらいで身につくし、それを身につけてしまえば一ヶ月くらいで一通りの勉強が終わりますし。
一通り解き方さえ理解したら、あとはどれだけ早く解けるようにするか、それを本番まで練習するだけです。
『何を知っているかを問われていたのか』
『どの単語からそれに気付けばいいのか』
常に意識してみてくださいな。