受験勉強の英語はどこまでやっておくかという話です。
そりゃ志望校に入れるまででしょってはっきり言えるならオッケーです。
だけど実際はじゃあ志望校に入れるくらいって具体的にどれくらい?単語の数は?文法は?
さらに志望校に入るレベルにあってもその後に英語を使うときに使えるかとか。
大学に入ったら英語の論文や、英語のみの講義とかもあります。
また単純に英会話できなきゃ、みたいな思いもあると思います。
これからの時代、英語ができないのはパソコンが使えないってレベルだし。
ただ、今はまだまだ英語が普及してません。
半分国営のようなインフラを担う企業に勤めてる友人から、うち500人以上いるけど社長しか英会話できないってきいてハゲました。
超絶ホワイト高給企業ですが、いまなら英語できるだけで入れるよ、おすすめw
企業もそりゃ必死。
働きながら英語を必死で勉強したり、英語のできる新卒をがんがん採用しています。
そうしないと、国際競争からふるい落とされてしまうから。
てかすごいね。
中学校の授業にパソコンが必修科目として導入されたのが1999年だっけ?(計算間違ってたらごめん)
それからたった15年でいまやもうパソコンどころかスマホやらなんやらでこんな状況です。
そう考えると英語もあと遅くても10年くらい?
そんなこんなで漠然と英語ができないといけないってのは感じていると思います。
ほんとに今のままでいいんかなーって。
まあ一言でいえばセンター試験が95%とれれば十分です。
高校までで習うひととおりの語彙や文法知識があればオッケー。
専門用語やら例外などまではいらないってことだね。
TOEICでいえば400点くらいかな?
そもそも実用英語と受験英語じゃまるで違うからほんとに目安って感じだけど。
実用英語だけあって求められる量とスピードが凄まじいからね。
むしろ受験を物差しにして英語を勉強してるときは、教科書レベルを超えてもあんま入ってこない。
というか受験ってものがすべてになってるから、その英語を実際どう使うかとか見えてこないんだよね。
どう問われるか、が大事だし。
ここでじゃあ受験を投げ出すような見方じゃほんと何も見えなくなります。
だって実用英語は受験英語のさらにその上なんだから。
だから受験のときは受験に必要な英語をしっかりやろうってこと。
それがあるだけで実用英語に入ったときまるで違うから。
それと英会話は大学に入ってから身につけてくださいな。
何より受験にスピーキングがないので、時間を損してる気がしたり必要性を感じなかったりと身が入りません。
英会話といっても日常会話を知ってるとかじゃなく、何かテーマについてしっかり論じられるかってレベルだし。
まず日本語で論じられるようになってからって意味でも大学に入ってからの方がいいんですね。
あと受験ちゃんとしてきてたら、スピーキングと表現力を鍛えるだけで済むんですよ。
受験期はガブリアスはこういう型があって、ギルガルドはこういう型があって、と知識を身につける段階(つめこむとは違うよ)
実用英語で、身につけた知識を使ってパーティを作ったり、立ち回りを練習する段階って感じ。
ちゃんと今目の前の知識を身につけて、そっからそっから。
知識を身につけるってのは自分の中で当たり前になってるってことです。
必死に考えて思い出すってのは、その知識を使う余裕がないから使えない知識。
一夜漬けでペタッと脳に張り付けるんじゃなく、すこしずつでいいからじわじわと脳に染み込ませよう。