be to のやつ

be to 構文といえば

義務、予定、なんか、なんか、なんか

を学校では暗記させられるけど実は

「これから〜することになっている。」と
考えたら暗記なんてしなくてもオッケーって
ことて有名なやつだけど、

向こうの感覚も面白そうだったので
音読してみましょ。

be toの使い方は英語の感覚では
3通りあるので今日はその1

〜ご挨拶(笑)〜

語彙増やすために音読してたら

勝手に速読の力もついて
英語の知識も増えたらいいのに

と思ってそうなるように
書いてみたやーつー。

英語の音読練習でもいいし、
文節分けに慣れるためでもいいし、
新しい単語増やすためでもいいし、
英語にまず慣れるためでもいいし、

どんなレベルの使い方しても
ついでに他もくっついてくる、みたいな。

とりあえず
音読練習用のとこだけ読んで
音読するだけでオッケー

こーゆーのたくさんあったら、どう?

〜ルール〜

5回音読するために使うべし。

単語を覚えようとしてはならない。

英語を覚えようとしてはならない。

できることしかやってはならない。

リラックスして読むこと。

苦痛を感じたらすぐにやめること。

なんで?と思ったら質問すること。

悩む時間があったら、慣れる時間に使うこと。

・・・

今日の文章

"You are to" can be used to give orders.(for example by parents)

訳してもいいけど悩むなら訳しちゃダメ。

とりあえず以下の音読練習用を
使って5回読もう。

読むことに慣れたら、読む早さは変えずに
少しずつなにかを考えながら読んでみよう。

10回以上読んでも疲れるだけだからいったんやめよう。

〜音読練習用〜
(訳と単語を照らし合わせる際、間違えないよう名詞を青くしてあります。)

"You are to"
「you are to などは

can be used
「使われうる

to give orders
指示されることに

for example
「たとえば

by parents.
などによって

〜ここまで〜

直訳はこちら

「You are toなどは(例えば親などによって)指示されることに使われる。」

※You are toに「など」って
付けたのは直訳の都合です。

本来なら

「be to構文は(例えば親などによって)指示される際に使われる」

って感じなのですが、

be to 構文という表現は日本人が
勝手に作った言葉なので
英文にはないんですね。

一番近い日本語にしました。

んじゃbe to 構文を
実際に使った文章紹介

You're to do your homework before you watch TV.

「テレビを見る前に宿題をすることになっているでしょう。」

親が子どもに言うような感じですが

Do your homework before you watch TV.
「テレビを見る前に宿題をしなさい。」

といった命令文とは違って
義務、予定、可能、未来、命令が
混ざっての内容なんですね。

「テレビを見る前に宿題をしなければなりませんよ。」
「テレビを見る前に宿題をすることになっているでしょう。」
「テレビを見る前に宿題できますよね。」
「テレビを見る前に宿題をするつもりでしょう。」
「テレビを見る前に宿題をしなさい。」

がどれでも正解であり、
どれも意味が足りないですから。

もうひとつ例文

She can go out, but she's not to be back later.
「彼女は外出できるけど、遅く帰ってはいけないことになっている」

文章内には書いてないけど
親からそうしつけられてるのが
目に浮かびますよね。

でもってこーゆー指示って
義務、予定、可能、未来、命令のうち
これだ!ってわけじゃなく

義務であり、予定であり、可能であり、
未来であり、命令、ですよね

だから5つ暗記する必要はなく
「これから〜することになっている。」
というニュアンスで覚えたらいいんですね。

こんな風に状況次第で正解がバラバラになるものだから
be to構文の日本語訳を書きなさいって入試問題は
まずないんじゃないかな?

もしあったら教えて。


コラム

今日の記事の中で
直訳のくせに勝手に
「など」をつけたじゃないですか。

その話です。

あ、ところで

"good morning"

の意味知ってます?

「おはようでしょ、小学生でもわかりますよ」

という話ではありません。

"good morning"を
「おはよう」と訳しているのは

英語圏の人が"good morning"を言うタイミングで
日本人が「おはよう」って言うからです。

実は"good morning"は

"I wish you're good morning"

を省略したものなんですね。

訳すと

「あなたにとっていい朝でありますように」

って感じ。

お祈りかよとか思った人は
すげーいい勘してます。

これ祈りなんですよ。

英語圏に根付いているのは
キリスト教なので、、、

なんて話をすると長くなるので
今回は省きます。

つまり極端に言えば

"good morning"みたいに
日本語にはない感覚の表現は

むりやり日本人にとってわかりやすい
日本語をあてはめてるんですね。

be to 構文って表現もそうです。

向こうにはその表現が存在しないので
"You are to" はって言ってるんですね。

けど"you are to"はって訳しちゃうと
これは"you are to" だけなのか
"she"や"I"や"we"とか他はいいのかどうか
わかんなくなっちゃうでしょ。

だから「You are toなど」って
訳にさせてもらいました。

とゆか、be to 構文そのものもそうでしょ。

英語圏にとっては "be to" でひとつの感覚なのですが
日本人にそれを表現する感覚がないから
わざわざ5つも暗記させられるってわけ。

いや、あったわ。

「これから〜することになっている。」

がひとつの感覚ですね。

ただ日本語も英語もそう簡単に
イコールで結べるものではないので

ニュアンスで覚えた方が
正しいことも多いです。

ちなみにこのブログで
分節ごとの訳しか添えていない文を

音読練習にあてているのも、
直訳しか載せていないのも、

そーゆー英語的な感覚を
むりやり日本語に当てはめて
視野を狭くしないためです。

では明日はbe to その2